社長からの
熱い!メッセージ

トヨタカローラ札幌株式会社
代表取締役社長
池田 義典YOSHINORI IKEDA

MESSAGE01

池田社長の求める、入社してほしい人というのはどのような人物でしょう?

社長:まぁ、よそ者で馬鹿者がいいね。

質問者:馬鹿者ですか?

社長:うん、馬鹿者。要するに体制順応というか、前例主義を尊ぶだとか、従順に従うだとかは全くいらないですよ。
だってそういう状況の組織って、企業に限らず変革なんか起きるはずがないでしょ?

質問者:はい。

社長:今、自動車業界は100年に一度の大変革期だと言われていて、今年(去年)コロナで皆さん多分色々と感じられてると思います。別に自動車産業に関わらず、全てが大変革期ですよね。

生活スタイル、仕事の仕方、生き方、思想的にも、色々な事が変わらないと、まぁ悪く言うと生き残れないというか。皆さん、そういうこと感じられてる人が多いでしょうね、きっと。

そういう観点から考えると、現状を是認せず変革を尊ぶとか、失敗してでもチャレンジしようとか、変えてこうとか思う人が良いですね。

MESSAGE02

学生さん自身、自分の才能に気づいていないところもありますが…?

社長:ある面接で、こんなやり取りがありました。

「うちはあまりお金がないので、自分が稼がなければいけませんでした。」
「偉いよ。そうか、稼いだんだ、自分で」
「だけど本当は家庭教師やりたかったんです。でもあまりいいクチがなくて、コンビニでずっとキャッシャーをやっていたんです。
でもそれを4年間続けたら、お客様との応対が楽しくなって営業の仕事に興味が出てきたんです。」

つまり最初の動機としては、自分に向いている向いていない、好き嫌いでいうと割と否定的な感覚だったのが、やってみたら良かった、ということになります。結局、自分では分からない自分がいるということですよね。

で、そういう経験は皆それぞれ多かれ少なかれ色々あると思うけど、そういう観点で考えたら、私は何でもできるんだ、という風に自分に言い聞かせたり、どんなことにでもチャレンジしてみるんだ、というスタンスを自分の中に芽生えさせたり、そういうことを一生懸命されたらいいのではないか、と思うのです。

質問者:なるほど。
やはり欲しい人財というのは、安定した御社に就職されても、こういうコロナの事があったり、起きては欲しくないですが、戦争が起きる可能性もあったり、社内でも配置転換があったり、何が起こるか分からない色々な状況の中で、そこに自分で楽しみを見出せる人、ということでしょうか。

社長:そうですね。
だからその観点で言うと、そういうことが自分の次なる自己実現、目指すものは何か、無い人が多いのでそういうものを見出して欲しいと思っていますが、自己実現につながる糧になるんだ、自分を更に成長させられる新たなフィールドなんだ、とポジティブに考えなければ意味ないですよね。

同じ事象でも、前向きに捉えるか後ろ向きに捉えるかによって、精神の安定も全然違うし。

学生の皆様は、まだそこまでの人生経験、そこまでの体験もあまり無いので仕方ないけれど、色々な観点から物事を考える習慣がついている人はいいですね。

順風満帆な人生というものは本当はなくて、順風満帆でなかったのにそれに気付いてない鈍感な人間もいますが、基本的には順風満帆でない方がいいです。
そういうものが次の糧になるという観点で、それを凌駕してく方が、成長できるはずです。

質問者:失敗を乗り越えられる人がいいですね。失敗すると人生終わり、と考えがちな世の中なので・・・

社長:そうですね。そんなことないのにね。私なんか失敗ばっかりですよ、大体(笑)ずっと失敗の連続。本当そうです。

だからそういう意味では、決して全てポジティブに物事考えられない時もあるし、後悔してることも沢山あります。多分皆そうじゃないですか?

本当はあの時あぁいう風にしなければ良かった。あれが尾を引いてるよね、というのは私も沢山あるんです。あるけれど、それをいかに糧としていくべきか?と考えてアクションするしかないじゃないですか?時間は戻せないからね。

ドラえもんがいたらいいと本当に思いますよね。戻してやり直したいことは沢山あります、本当に。

MESSAGE03

学生の皆さんへ、社長からのメッセージをお願いいたします

社長:当社はサスティナブルな企業を目指しています。最近よく使われる「サスティナビリティ(Sastainability)」ですね。
「持続的」という意味の「サステイン(sastain)」という言葉がありますが、それに「発展する」もあればなお良いと思います。

やっぱりサスティナブルな企業になっていくためには、「社員をしっかりと育てていくこと」が大切です。人財育成の観点で2000年代から7つの習慣をやっていますし、社内に専任講師までいて、社外の研修も含め当社は教育にとても力を入れています。

育つ人は本当は自分で育ちます。自分を成長させてくれそうなものを、キャッチアップしようとして動きますので。だから私達企業が大事なのは、そういう人に対して、それが少しでも実現可能になるような環境作りをし、フィールドを提供する、ということです。

学生の皆様には是非現状に満足することなく、失敗を恐れず色々なことにチャレンジし、自分の可能性を広げていってほしいと思います。

カローラ札幌にはそのフィールドがあります。

当社の考え方に共感いただいた方は、是非当社への入社を検討してみてください。

あなたに共感いただいて一緒に働くことになれば、とても嬉しく思います。